ハーブティーについて

ハーブティー
 
ハーブティーの香りに心の安らぎを求めることはありませんか? 仕事がハードで疲れているとき、育児で、日常の家事で、ストレスを感じているとき、 一杯のハーブティーがすべてを解決してくれます。  
  ハーブティーは良いけれど、なかなかおいしいブレンドが出来なくて、市販のティーバックを買ってみたけれど気に入らない。 どうすれば私にぴったりのハーブティーが見つかるの?
それにはハーブそれぞれの香りを知り、味を知ることです。

 

ハーブティーについて

ハーブティーの
おいしい入れ方

 

ハーブは一人分フレッシュ大さじ1、ドライなら小さじ1用意します。
ティーポットとカップは温めておきましょう。
ティーポットにハーブを入れて、必ず沸騰させた100度のお湯を注ぎ入れます。
ドライで3分、フレッシュで5分位蓋をして蒸らします。
美味しいハーブティーの出来上がりです。残さず全部出し切ります。

容器は陶器やガラス、ステンレスなど金気のないものを使います。
ハーブに含まれているタンニンが金気のものに触れると風味や色が変わる為です。
ハーブを切る時も金気のないステンレスの包丁を使います。

フレッシュは手で切るといいですよ。
ハーブティに甘味を
つけたいとき

ハーブティはたいがいの場合ノンシュガーでいただくことが多いものです。
特に苦味の成分を摂取してもらうのに甘さがあったら本来の効果が望めなくなってしまいます。
甘みがほしい場合でもお砂糖は使用しないほうが良いでしょう。
カルシウムの代謝に悪影響を与えたり、インシュリンノ急激な分泌を招き、すい臓に負担をかけてしまうことがあります。
蜂蜜の使用をすすめますが、熱いうちに入れないほうが良いでしょう、 またハーブの中でリコリスやステビアのような甘味料を使用するのが良いでしょう。

ハーブの副作用

ハーブを購入する際できる限り無農薬、有機栽培のものを選択しましょう。
そして、保存は日の当たるところや湿り気のあるところを避けておきましょう。その限りでは副作用や害は心配がありません。
ただし体調などで刺激を受けたりすることもたまにはあるものです。また
キク科の植物アレルギー反応を起こしやすい人はジャーマンカモミールなどでかゆみを感じることがあるので避けたほうがよいでしょう。
そばアレルギーの方はそば茶にも反応をおこしてしまう方がいるので注意しましょう。

ハーブの保存方法

保存のポイント①遮光 ②密封 ③冷保存です。
また細かくカットしたものを購入するとホールのものより酸化が早いのでお勧めできません。

花粉の時期のハーブティー
ペパーミント、ユーカリ、ネトル(血液を浄化し体質改善を)、エキナセア、カモマイル、ローズヒップ
ハーブティーに使うハーブ
ペパーミント

心身ともにリフレッシュ。
消化促進作用があります、天ぷら、焼き肉の後に。
また、抗菌、発汗、下熱、腸内のガスを排出。
口臭防止、疲労回復?? 眠気を吹き飛ばし心身の疲れを解消。
他の材料のハーブティーにミントをブレンドすると清涼感を与えてなじみやすく飲みやすいお茶に。

カモミール

安眠効果・消化促進・鎮静作用があります。

(ジャーマン)女性にとってもGood
冷え性、月経不順、貧血に。
ヨーロッパでは体を暖める作用があるので風邪を引いたらカモミールといわれています。
お腹の痛いときにもききます。(ピーターラビットのお話にも出てきます。)
消化不良、下痢にも効能あり。

(ローマン)
苦みが強いですが、その分、薬効も強いです。
少々飲みにくいので、風邪を引いたとき、花を1,2個とミントやレモンバームと? 混ぜるとのみやすい。

ハイビスカス


美容効果の高いアルカリ性
甘酸っぱい香りは夏の暑さに最適です。
カリウムが多く含まれています。
利尿作用があるので、むくみやすい人、新陳代謝の悪い人に。
ビタミンCが多いので-前日にお酒を飲みすぎたときに、 疲労回復、たばこの吸いすぎ、美容にも最適
肉体疲労、便秘気味
抗菌作用、殺菌作用がある

レモングラス

軽くもんでから使います。
レモンの香りがします。
さわやかで、消化不良、食欲不振、疲れたとき。
ビタミンと鉄分が豊富で、消化機能を高め貧血などにも効果があります。
発汗作用、消化促進…ミントと似た効果、効能

レモン系(レモンバーベナ、レモンバーム)でブレンドしてもGOOD
リンデンとの相性も良いです。

レモンバーベナ

木の葉をハーブティーにします。
さわやかなハーブティーになり、食欲増進、消化作用に効果があり、食後に良く飲まれます。
神経の高ぶりを押さえ、自信をつけ、元気を与えてくれます。
さわやかで、リジョイス効果
偏頭痛、月経時の腹痛
ヨーロッパでは安産の為のハーブといわれています。

レモンバーム

神経性の頭痛を緩和したり、ウツをおさえる効果がある。
記憶力をたかめる。 疲労回復。
発汗を促す作用があります、風邪、インフルエンザのときにどうぞ。
レモンバームに蜂蜜を入れて飲むと長寿という言い伝えもあります。
イライラを鎮めるお茶です。ペパーミントやレモンパーぺナとのブレンドがおすすめです。

ブルーマロー

夜明けのティザーヌ (フランス語でハーブティー)とよばれます。ブルーのお茶にレモンをいれると赤くなります。
喉に良く、 便秘、花粉アレルギーにもよいです。
ドライの方が色がよく出ます。

ラベンダ

鎮静効果があり、気持ちをリラックスさせることが出来る。
心ばかりでなく、喘息、気管支炎などの呼吸器、お腹にガスがたまっているときにも。
不眠、神経性の偏頭痛、 ストレスによる高血圧、風邪の症状にも。
出来るだけ薄めに入れる方が飲みやすいです、濃いと苦みが出て香りも強くなります。
寝る前…ホットミルクの中にラベンダーを一つまみ入れて、こして飲む。

ローズマリー

若返りのハーブといわれ、消化促進や健胃効果のほか、血行をよくし、消毒、殺菌の作用がある。
低血圧、肩凝りにも効果的。
心身ともに活性化し、ボケ防止に。
記憶力、集中力を高める、 鼻詰まりにも。
ティーにして飲むと、目覚ましになる。
妊娠中や、高血圧に人には長期の使用は避けてください。
リンデンとのブレンドが良い。

ステビア

砂糖の200倍以上の甘味成分を全葉に有している。
低カロリーの甘味料として、糖尿病の人やダイエット食品に使われる。
ハーブティーに入れる場合は、葉1~2枚くらい。

リンデン

(葉と花)
心配、悩み事があるときに、夜、飲むとぐっすりと眠れる。眠り姫のハーブと呼ばれてます
血液浄化作用、血行促進、 冷え性、肩凝り 動脈硬化、心筋梗塞の予防

夜に飲むブレンドに良い、 味的にどのハーブとも相性が良い。

リンデンウッド(木の幹)もあります。

ローズヒップ

レモンの60倍のビタミンCを含みます、他にもA,B,Eを含んでいます。
また、ビタミンPも含み、ビタミンPは壊れやすいビタミンCを守り、コラーゲンを生成する働きを150%にしてくます。
お茶だけではなくジャムにしたり、クッキーやケーキに混ぜたり。
風邪予防にビタミンCをたっぷりと。夏バテ、肌荒れ、疲労回復、目の疲れに効果があり。
利尿や便通を良くする効果あり。
粒の時には砕いて使いましょう。
ハイビスカスとブレンドすると美味しく女性向きです。

エキナセア

北アメリカ原産でインディアンのハーブとして親しまれ最近そのパワーが見直されてきました。
インフルエンザやアレルギーの緩和に。体の免疫力を高めます。
ウィルス性の感染症に素晴らしい作用をし、風邪をひいた時や予防にも効果的です。殺菌、消毒作用にも高いので、下痢の症状やアレルギー、膀胱炎にも有効。
ローズヒップ、ジャーマンカモマイル、エキナセアでくしゃみ、鼻水などの炎症を抑えるのに有効なお茶。

サフラワー

婦人病や腫瘍の薬としても漢方では有名。 ベニバナのティー。
血行を促して体を内部から温め、冷え性、生理不順をはじめ更年期障害などにも悩む女性におすすめのティーです。 イライラや不安も穏やかにします。
コレステロールを溶かすリノール酸が多く含まれています。