アーユルヴェーダについて
アーユルヴェーダは仏陀の仏教医学やヒポクラテスのギリシャ医学、中国医学にも大きな影響を与え、日本では「予防医学」と位置づけられています。人をトータル (身 体的、精神的、霊的) に見ます。
WHOも伝統医学を重視するようになってきています。
WHO(世界保健機構)では健康を「健康とは、身体的、精神的及び社会的に完全に良好 な状態であって、単に疾病がないとか虚弱でないというだけではない」と定義してい ます。肉体的、精神的、魂またはスピリットのレベルの健康と言われています。
西洋医学では人を○○の病気の△△さん、治る治らないと見るのに対し、
アーユル ヴェーダを代表とする補完療法では人をトータルに見、様々な症状や病は多くの気づ きを与えてくれ、そのことをマイナスに捉えずに、きっかけとなる生活習慣に注意を したり、人への思いやりや生きる意味を再確認したり、結果よりもプロセスを楽しむことが出来るのです。
アーユルヴェーダは医師でなくとも、個人個人が自分自身の体と心の状態について、自分自身の体験に基づいて気づきながら学ぶことができるシステムです。
やがて、無意識のうちに体と心のバランスが保てるようになり、理想的な状態にもなれるでしょう。
私自身はアーユルヴェーダの、生命の知恵、より良く生きる知恵 美と健康を育む知恵というくだりに深く惹かれました。
今までのわたしでは ” 私って 「どうしてこうなの? 」と自分自身がよく分からなかった ” ところも、
「自分自身を知る」というアーユルヴェーダに触れて少しずつ分かり、とても面 白くなってきているところです。
また、アーユルヴェーダでは、全てのものが五大元素(地、水、火、風、空)から成ると考えられていて、この元素はどこにでもあり、あらゆる物の中に様々な割合で存在しています。
人間の体の中にも小宇宙があり、あなたは宇宙の一部であると考えています。
だから、心の声・体の声も聞いてご自身をも大切にして欲しいのです。